記事を書きはじめる前に書式について整理しておきましょう。
目次
見出しはh2から使う
WEBページのテキストは見出しと本文でできています。Google検索エンジンは見出しを重点的に検索してくるので適切に見出しを書くことでアクセスアップに効果があります。
見出しにはHTMLタグの<h1>などが設定されていますが、WordPressでは自分で打ち込まなくても項目を選ぶことによって設定できるようになっています。
見出しの種類には6段階あり、HTMLタグでは<h1>から<h6>まであってWordPressではそれぞれ「見出し1」から「見出し6」という項目があてはまります。
使いかたは、「見出し1」は使わずに「見出し2」から使いはじめるようにしましょう。「見出し1」は記事タイトルにすでに自動的に使われているからです。
記事の本文では一文一段落にすると読みやすい
記事の本文は「。」までが一文ですが、「Enter」キーを押すと改行ではなく段落が変わってしまい行間がおおきく空いてしまいます。
そんなつもりではなかったと思うところですが、実はそのままの方が読みやすい画面になります。
このあたりが紙面と画面の違いなのかもしれません。
それでもどうしても段落を変えるのではなく改行をしたい場合は「Shift」+「Enter」で改行になりますので使い分けるようにするとよいでしょう。
見出しは必ず入れ子構造にする
見出しを設定するときは、順番を必ず守りましょう。順番が守られていないとGoogleの検索対象としてレベルが低く見られてしまいます。
見出しの順番を守らない例としては、例えば「見出し2」の次に「見出し4」がくるなどです。「見出し2」の小見出しは「見出し3」だからです。
「見出し2」が連続したり「見出し4」の次に「見出し2」に戻るのはOKです。
要するに、「下層に降りていく時の順番をとばしてはいけない」という事ですね。
強調したい部分に使う書式
単語を強調
記事の本文では強調したい部分に太字や赤字、黄色のアンダーラインなどが設定できます。
結論を強調
結論を一文で完結にまとめた場合、それを強調するのにボックスを使います。
投稿画面の「スタイル」から「ボックス」を選びます。
ただし、ボックスはHTMLタグには存在せず、テーマで用意された機能なので利用するテーマによっては用意されていないかもしれません。
ボックスの機能の中身は、協調したい部分を<div class=〇〇>タグで囲って、CSS側から「〇〇」に対して色を設定しおく、というものです。
箇条書きを強調
話を整理するときに箇条書きにしてみるときには箇条書きタグ<ul>を設定します。投稿画面にボタンがあるのでそれを使います。そのときはボックスもあわせて使うと効果的です。
- 要点1
- 要点2
- 要点3
引用文章は引用タグで囲って引用元を掲載する
記事を書くときに、他の参考文献からの引用を掲載する場合があります。
その場合は引用だとわかるように掲載しなければ盗用になってしまいますので注意が必要です。
引用だとわかるように掲載するには、引用部分に引用タグを設定し、引用元を説明しておきます。
引用タグ<blockquote>は、WordPressの投稿画面の「❝」ボタンで設定できます。
設定するとこのようになります。
文献からの引用文
出展元:引用元の文献